お仕事 アスリートネイルの今後の展開

はじめまして、一般社団法人アスリートネイル協会代表理事の辛川知美と申します。


こちらでは、アスリートネイルやネイルトレーナーの誕生秘話、アスリートネイル協会のこれまでと今後の展開についてお伝えできたらと思います。少し長くなりますがお付き合いいただけますと幸いです。

 

 遡ること2002年、海外でネイルを学んで帰国後すぐNYにあるBeauty&Barに感化され、東京・六本木にてNail&Barの店舗を経営しました。

そこは会員制で限られたお客様のみの空間として、多くの著名人や海外アーティストも多くご来店いただいておりました。

バーカウンターではお酒を嗜みながら、ガラス張りで囲われたネイルブースのある店内では大型プロジェクターで、有名アーティストのライブやスポーツ観戦も楽しめ、2002年開催された日韓ワールドカップでは多くのサッカー選手や関係者にご来店いただきとても盛り上がった記憶がよみがえります。


これほど多くのアスリートが来店している中で「ネイルは女性がやるものだから男性がやるのは恥ずかしい」と言い、実際に見てみるとボロボロに痛んでいる爪。

恥ずかしいから爪のケアができないのならば、アスリートが爪のケアをする文化を作る必要があるのではないかと直感的に思いました。

なぜならば、その少しの違和感によって競技のパフォーマンスにとても影響すると思ったからです。


その時から野球選手やサッカー選手、格闘家などプロアスリートの爪を個人的にサポートするようになりました。

アスリートからは、爪ケアをすると「競技に集中できメンタルも安定するからよい」や「1%でも強くなりたいから指先まで強くしたい」など、定期的な施術を継続することで、パフォーマンスアップと共にメンタル強化にもお役立ちすることがわかりました。

 
ただ、時代は煌びやかなお洒落ネイル。男性が、ましてやプロアスリートがネイルをしているなんてあまり言いたくないというアスリートがほとんどでした。

このころから、私はネイリストとしてではなく「ネイルトレーナー」として世界でただ一人、今でいう二刀流で仕事をすることを決断しました。とくに広めたいとは思っていませんでしたが、自分にしか出来ないことを創りたいという想いで「アスリートネイル」「ネイルトレーナー」を2010年に商標登録しました。

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