前回の記事では、ファイリングというネイルケアについて学びました。今回は甘皮を除去するケア「ウェットケア」をご紹介します。
ウェットケアとは?
みなさんは爪に角質があることをご存知ですか? 爪の表面についている薄い角質を「甘皮」と呼び、この甘皮を除去するケアのことを「ウェットケア」と呼びます。甘皮をきれいに除去してあげることによって爪を美しく、長く見せることが可能なので、ぜひウェットケアにトライしてみてください。
【使用するもの】(左から)
・ネイルボウル(桶やコップでもOK)
・キューティクルニッパー
・キューティクルプッシャー
ウェットケアに必要なのは上記3つのアイテム。プッシャーやニッパーはネイル用品店や雑貨店などで購入できます。ネイルボウルは桶などでも代用が可能です。
実際にエディターがウェットケアにトライ!
【Before】
「あまり甘皮がたくさんあるほうではないですが、爪に白い角質がついているのが気になります」
1.ネイルボウルにお湯を入れ、甘皮がやわらかくなるまで(数分)指先を浸けます。
2.キューティクルプッシャーを爪に対して45度くらいにあて、甘皮と角質を押し上げます。
3.押し上げた甘皮をキューティクルニッパーで除去します。
ニッパーが怖いという人は、ウッドスティックにコットンやガーゼを巻きつけたもので、エタノールや水をつけてくるくるしてもきれいに甘皮除去が可能です。(アルコールアレルギーの人は要注意)
【ウェットケアをする際の注意点】
①キューティクルニッパーは必ず爪と平行に使う。
写真のように、甘皮に90度に当てるのはNG。甘皮に対して平行にキューティクルニッパーを当てましょう。ニッパーを手前に引きながら切ると安全です。
②無理して深く切らない。
キューティクルニッパーで切る部分は、白く、爪から剥がれている部分だけ。無理に深く切ろうとするのはケガにつながるので気をましょう。
【after】
「甘皮部分がすっきりし、爪が長く見えます」
ウェットケアは1ヶ月に1回程度でOK。甘皮は爪が伸びるときに同時に長くなるので、頻度高く行わなくてOK。爪は皮膚の一部なので、ネイルオイルなどでこまめに保湿しましょう。専用のオイルなどがない場合は、顔に乳液を塗る際に爪周りにも塗ってあげるといいですよ。
ライター/澤 薫
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