爪・ネイル 【プロに教わるネイルケアの基礎①】爪の形を整えるファイリングにトライ!

爪切りを使わず、爪を整える『ファイリング』という方法があるのを知っていますか? 実は爪切りで爪を切りっぱなしにすると、二枚爪になってしまうなど爪にトラブルが起きる可能性があります。そこで今回は、ネイルケアの基礎である『ファイリング』をプロに教わりました。

 

ファイリングとは?

 

ファイリングとは、エメリーボード(ファイル、爪やすり)を使って、爪の長さや形を整えるネイルケアのこと。爪切りやニッパーは爪の長さを調整するだけなら簡単で最適だけれども、爪の形をきれいに整えるにはファイリングが必須です。自分好みの爪の形を、ファイリングで作ってみましょう。

 

【使用するもの】

ファイリングに使用するのはエメリーボードだけ。エメリーボードには表面に数字が書いてあり、この数字が小さくなるほど粗いのが特徴です。爪の整形には、180くらいの粗さで薄いタイプのものを使用しましょう。薄いエメリーボードはしなりがよく、爪に圧がかかりにくい。厚みのあるエメリーボードを使うことも可能だが、爪の先端に接している面が見えにくいので、薄いもののほうが使いやすいそう。

 

実際にエディターがファイリングにトライ!

【Before】

「普段はネイルケアを行っておらず、爪切りを使う程度のケアしか行っていません。形を整えるだけで変化があるのか楽しみです」

 

1.エメリーボードを爪上部に対して90度くらいにあて、爪の長さを整えます

2.エメリーボードを爪の削りたい部分に対して45度くらいにあて、一方向に削って丸みを出します。

 

【ポイント】

爪のピンク部分に合わせて削るときれいな丸みを作ることができないので、アウトラインを整えることを意識しましょう。アウトラインを常に美しく保つことで、ピンク部分の形が徐々にきれいに整っていくと教えていただきました。

 

【ファイリングをする際の注意点】

①新品のエメリーボードを使うときはエッジに注意

おろしたてのエメリーボードのエッジは鋭利なので、けがをしないように注意しましょう。

 

②爪にエメリーボードをあてるときは必ず「一方通行」

爪を削るときは常に一方向で作業しましょう。エメリーボードを往復させ、ガリガリと削ってしまうと爪を痛めてしまううえ、二枚爪の原因になってしまうからです。

 

③力を加えずやさしく行う

ファイリングを行う際は無理に力を加えず、やすりの粗さだけで削るようにしましょう。

 

【after】

「爪のアウトラインを整えただけで、ぐっと指先がきれいになった気がします。爪切りで爪を切りっぱなしにするのとは全然違いますね。これなら自分でも家でできそうです!」

 

爪は1ヶ月に約3ミリ伸びます。爪が伸びてきて気になってきたら、ファイリングをしてみましょう。地爪を伸ばしている場合は、2週間に1回程度行うのがおすすめです。簡単なので、ぜひトライしてみてくださいね!

 

ライター/澤 薫

 

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