いつ襲ってくるか分からない災害、見舞われたときに
最小限の被害で収まるよう、備えは万全にしたいものです。
本記事では前回に引き続き、実際に災害を経験した方からの体験談を元に
必要な備えをご紹介していきます!
今回はネイルサロンを経営されている方々の体験談ですので、
サロン経営をされている方は是非参考にされてください。
▼前回の記事はこちら
エピソード1
地震が来るとは1ミリも思っていなかったので、揺れた時は何が起こったかわかりませんでした。
小さなパーツやスワロフスキーは散らばって大変でした。
ディスプレイの物販棚の製品がボトボト落ち、
カラーチャートなどガラスを使っているものが床に落ちた時に割れてしまいました。
物販品やカラーチャートなどの割れやすいものは、
100均でも購入できる耐震マットなどを利用し、固定する工夫をしておくと良いです。
小さなパーツの散らばりについては防ぐのが難しいので、
この体験談を忘れないようにし、施術に必要な分量のみ取り出すようにしましょう。
エピソード2
東日本大震災の時に営業を再会した時、
ガソリン・灯油が手に入りにくくまだ寒かった為暖房が必要だった。
そんな時に知人の助けで灯油を2つ借りる事ができて、営業ができた。
とても感謝しています。
災害はいつ起こるか分かりません。
灯油やガソリンも、無くなるギリギリに給油するのではなく
余裕を持った給油を心がけましょう。
エピソード3
災害も少し落ち着くとサロンが混みだします。
停電、断水の時はポリッシュがすごく役立ちました!
ポリッシュが役立ったというご意見が多かったです。
普段のメニューはジェルネイルのみでも、
いざという時のためにポリッシュやアクリルを用意しておくのも良いかもしれません。
エピソード4
地震でインクのボトルが床に落ちて割れて床が大変な事になりました!
地震保険には入ってなかったため自己負担でした。
店舗賠償責任保険や、事業者用の火災保険を今一度見直してみる良い機会かもしれません。
様々なタイプの保険が出てきているので、ご自身のサロンに合ったプランを検討してみてください。
エピソード5
ジェル塗りっぱなしの硬化前でしたが、地震が来て、テーブル下に避難。
怖すぎてお客様と抱き合っていたら、揺れが凄すぎてテーブルが動き、
気づいたらテーブルの下には居ませんでした。
最近は、揺れが収まるまで「安全ゾーン」へ退避すると生存率が上がるという記事や動画が多く見られます。
安全ゾーンとは、家具の転倒・落下物・ガラスの飛散などの心配がなく、
閉じ込められない場所のことを指します。
また、「デルタゾーン」と呼ばれる三角スポットも安全性が高いと耳にすることが増えてきました。
揺れた直後はどこに避難するかなども、一度シュミレーションしておくと良いですね。
貴重な体験談、日頃の防災対策にご活用頂けると幸いです。
次回は、これまでのまとめと実際のサロン様が防災用に準備されているものをお伝えいたします!