お正月が過ぎ、バレンタインが近づいてきました。
デートシーズンへ向けて今から取り組んでおきたいのが”ハンドケア”。
潤いがあり、触るとなめらか、爪の形がきれいにそろえられ、ささくれのない手が理想です。
さらに恋人から「手がきれいだね」と言ってもらえたら、うれしいですよね。
ですが仕事や趣味で忙しい現代の女性は「毎日ハンドケアをしたくても継続できない!」というのも事実。
そんな方へ、今回はデート前夜でもできる”潤いがあり、なめらかな触り心地の手になれるハンドケア”をご紹介します。
「ハンドケアをするのは初めて」という方でも、簡単にできることなので、ぜひ最後までお読みください。
ハンドケアの種類
ハンドケアには、角質ケア、水分油分を補う保湿、血行促進のためのマッサージなど、さまざまな方法があります。
まずはハンドケアの種類を知り、”すぐに始められそうなこと”からやってみるのがおすすめです。
角質ケア
シュガーやソルトなど粒子感のあるスクラブを使用したり、クレイパックで古い角質を落とす方法です。こまかな粒子が肌表面の角質をやさしく取り除き、艶やかな肌に仕上げます。
肌のカサつきが気になるときはシュガー、ゴワつきが気になるときはソルト、くすみが気になるときは炭など、悩み別に成分を変えるとさらに効果的です。
化粧水での水分補給
顔のスキンケア同様、ハンドケアにも化粧水を使います。
エアコンによる乾燥や紫外線ダメージでハリが不足すると、シワの原因となります。化粧水で水分を補うことで、キメが整い、ハリつやのある手元へ導きます。
とくに乾燥によるかゆみを感じやすい方は、水分が足りていない可能性があります。デスクに化粧水をおいて、こまめに水分を補いましょう。
パック
クリームや美容液を使ったパックもおすすめです。
使いやすいのは手袋型のハンドパック。ビニール手袋の中に、美容液に浸された不織布の手袋が入っており、そのまま手にはめて数分待つだけで手の保湿ができます。
価格帯もリーズナブルなものが多く、すぐに始められるハンドケアです。
パックをはずしたあとは、残った美容液を腕や肘など乾燥が気になる部分へなじませ、最後の一滴まで使い切りましょう。
今すぐできる!ハンドケア方法
「明日はデート!今すぐ自宅でできるハンドケア方法を知りたい!」という方は、ぜひ以下を参考にしてみてくださいね。
1、ハンドバスで手を温める
手首まで浸かるようなボウルに、37度くらいのお湯をはり両手を入れます。リラックス効果や、肌に柔軟性がでることで後の化粧水の浸透(角質層まで)を効果的にする目的もあります。
1〜3分経ったら、タオルをあてるように水分を拭き取ります。
2、化粧水でコットンパックをする
コットンに化粧水をたっぷり含ませ、手首から指先までていねいにパッティングします。その後コットンを3枚にさき、手の甲にならべ、さらに化粧水を含ませます。肌がひんやりするまで、しっかり水分を補います。
途中でコットンが乾いてきた場合は、化粧水を追加しましょう。乾いたコットンをそのまま肌にのせておくと、肌の水分が乾いたコットンに移動し乾燥につながります。
「乾燥対策で行っていることが、逆に肌を乾燥させていた!」なんてことになりかねないので、もったいないと思わずに”乾燥したら化粧水を追加する”を徹底してくださいね。
3、クリームでトリートメント&保湿
クリームを多めに手に取り、手首から指先にかけて血流を流すようなイメージで揉みほぐします。ハンドクリームでもボディクリームでも、どちらでもかまいません。やさしい力で、ていねいに行います。
スクラブを使う方は1のタイミングで使用し、手袋型のハンドパックを使う方は2の代わりに使用しましょう。
肌(角質層まで)に浸透した水分の蒸発を防ぐため、夜寝る前にワセリンを塗るのもおすすめです。
余裕があれば、爪の形をヤスリで整えておくと、手の甲から指先まで手入れの行き届いた印象になります。
今回は”デート前夜にできる!はじめてのハンドケア”をお伝えしました。ハンドケアを始めたいけど何をしたらいいのかわからなかった方も、ぜひ今回のケアから始めてみてくださいね。
それでは、また。
ライター/江田ももこ
フリーランスネイリスト&スキンケア指導士