ライフスタイル 猫の爪って切る?切らない?お手入れ方法と注意点3つ

はじめて猫を飼ったけれど、お世話や飼い方にわからないことがいっぱい!中でも猫の爪のお手入れってどうしたらよいのか迷いますね。

「爪切りをしないほうがいい」「爪切りをした方がいい」「病院で切ってもらった方がいい」などさまざまな情報があります。


実際に猫を今まで2匹飼い、20年以上育てている筆者が、猫の爪のお手入れについてのコツと注意点をご紹介します。

 

1.猫の爪は切ってもよい


猫の爪は知らずに伸びていて、抱っこすると人間の体に爪が刺さったり、ちょっとじゃれて遊んでいても引っかかれてこちらが傷つくこともあります。

爪とぎを買ってあげているから大丈夫かな?と思っても、猫のストレス解消には一役買いますが、爪の先端が丸くなる、爪が短くなるということは期待できません。

猫の爪は、抱っこしたときに引っかかったり、猫がソファやカーペットなどを歩く際に引っかかっている様子があった場合は切ってあげましょう。

 

2.猫の爪を切る時の注意点①


猫も人に飼われるのがはじめてなら、爪を切られることを多少嫌がるかもしれませんが、繰り返すうちに少しずつ慣れてくるでしょう。けれど、途中で飼い主が交代した猫や、保健所などからの保護猫を飼うことになった場合、野良猫を引き取ったときなどは、爪切りの習慣がない場合もあり嫌がることがあります。


そんなときは、抑え込んで無理矢理切ったりすることはやめましょう。飼い主がけがをしたり、爪切りを見ただけで猫がどこか部屋の隅へ逃げるようになってしまいます。


嫌がる時は、爪を1本分切ったら止めにするなど、少しずつ慣らすようにしていきましょう。または、動物病院やペットショップ、トリミングショップなどで爪切りをしてもらえることもあります。飼い主には甘えて抵抗する猫も、外出先なら素直に切らせてくれることもありますよ。

 

3.猫の爪を切る時の注意点②


爪を切る時は、猫の爪切り専用のもので切るようにしましょう。人間用の爪切りでも切ることはできますが、切り口が鋭角になったり、思わず深く切れてしまうこともあります。


猫専用の爪切りは、ホームセンターやペットショップで気軽に買うことができますよ。我が家のは500円位だったと記憶しています。


むずかしい形状のものや、凝ったものでなくはさみタイプで先端に丸い穴が開いていて、切りやすいですし、先端も鋭角にならず仕上がります。

 

4.猫の爪を切る時の注意点③


猫の爪は前足(手)のみを切るようにしましょう。後ろ足も短く切ってしまうと、歩いたり走ったりしにくく、踏ん張りがきかないので滑りやすくなるものです。

家の中を歩くときにストレスを感じたり、階段の上り下りも滑ってしまうことがあるので、後ろ足は切らないようにしましょう。

抱っこすると、後ろ足で人間の体を蹴って降りようとしたり、寝そべっている時に撫でてあげたら後ろ足で思い切りキックしてくることもあります。その時は爪に十分注意し、こちら側がけがをしないようにしましょう。

 

5.爪とぎはぜひ用意してあげましょう


最後に、先に猫の爪とぎ用品は、爪切りや爪の先端をなめらかにするためのものではないとお話ししました。爪のお手入れにはつながりませんが、猫のストレス発散には爪とぎを用意してあげることをおすすめします。

小さな頃はとくにさまざまなものにじゃれたり爪を引っ掛けたりして遊びます。それでも遊び足りなくて、ソファやタンス、壁などで爪とぎをしてしまうこともあります。爪とぎは床に置くタイプのものや、縦型のもの、猫タワーなどについているものなどさまざまなタイプがあります。

猫の大好きな「またたびの粉」が付属しているものもあるので、はじめはそれを爪とぎにかけて遊んでいい場所だと教えてあげましょう。
そのうち爪とぎをしたくなったら、爪とぎでするように習慣がつきますよ。

 

まとめ


飼い猫の爪切りについてご紹介しました。はじめは暴れる猫の爪を切るのは大変ですし、爪を切るのはちょっと怖いなと思うかもしれません。

先端の尖った部分を2ミリ~3ミリ切るだけで大丈夫。飼い主さんも猫ちゃんも少しずつ慣れていきましょう。

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