爪・ネイル ジェルネイルとは?

今や100円ショップなどでも購入でき、より気軽に楽しめるようになったジェルネイル。

そもそもジェルネイルってどんなものかご存知でしょうか?

今回はジェルネイルとはどんなネイルか、ポリッシュ・マニキュアとの違いなどをお伝えします。

◆ジェルネイルとは

流動性のある粘液状の合成樹脂(ジェル)を爪に塗り、LEDライトまたはUVライトを照射し硬化させて施術するネイルのことです。

ジェルネイルを「乾かす」と表現されることもありますが、ライトを使って光をあて硬化(光重合反応を起こ)させなければずっとジェル状のまま固まりません。

 

◆ジェルネイルのメリット

ジェルネイルのメリットはいくつかありますが、代表的な三つをご紹介します。

 

①ポリッシュ・マニキュアと比べて、色やデザインが長持ちすること

通常ジェルネイルは施術後3~4週間ほど持ちます。

また様々な特徴を持つジェルが発売されているため、好きな色やパーツと組み合わせて豊富なデザインを楽しむことができます。

 

②硬化させるため完全に乾くのを待つ必要がないこと

ライトで硬化させるため、仕上げ後すぐに指先を使ってもネイルがぐちゃぐちゃになってしまう心配はありません。

③割れやすい地爪を保護し、爪育成をすることができる

ジェルネイルは、土台となるベース → 色やデザインをする場合はカラージェル → 仕上げのトップジェルと層を重ねて施術するため、仕上がりは適度な厚みがあります。

そのため地爪をしっかり保護できるのもうれしいポイントの一つ。

保護目的でジェルネイルをする場合は無色(クリア)で仕上げることも可能です。

 

◆ジェルネイルのデメリット

ジェルネイルのデメリットについても三つご紹介します。

 

①爪に負担をかける

施術の際、ベースジェルをはがれにくくするためベースジェルを塗る前に地爪表面のつやがなくなる程度に軽く削る(サンディング)をする場合があります。この時に必要以上に爪を削ってしまうと爪に負担をかけることになり、いわゆるジェルネイルをすると「爪が薄くなる」という状態になってしまいます。

 

②簡単にはがせない

ジェルネイルをはがす(オフ)する場合は専用の溶剤やネイルマシンを使う必要があります。自分で無理やりはがそうとしても簡単にはがれず、爪そのものの表面がはがれてしまうため注意が必要です。

 

③定期的なメンテナンスが必要

先にお伝えした通りジェルネイルは3~4週間が一般的な持続期間です。爪の状態や施術方法、生活習慣などによって10日間~2週間程度ではがれてしまうこともあれば、4週以上持つ場合もあります。

4週間以上経った場合にジェルネイルがきれいに爪と密着したままでも、爪が伸び見栄えが悪くなります。

長期間放置するのはとても危険なため定期的にメンテナンスを行いましょう。

 

◆最後に

さて、今回は意外と知らないジェルネイルについてご紹介してきました。

お伝えしきれなかった情報もたくさんありますので、また別の機会にお伝えします!

ジェルネイルについて知りたい、自分でやってみたいという方のご参考になればうれしいです。

 

※参考文献

・日本ネイリスト協会刊 「JNA テクニカルシステム~ジェルネイル~」

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