今回は東京都杉並区のKey-nailさんをご紹介していきます。
「Key-nail」に込められた想い
ネイリストの野原さんはネイリスト歴12年。
以前は歯科助手として働かれていましたが、元々「自身の周りでネイルをしている人はポジティブな人が多いな」という印象を持っていたこと、また療養中の家族へネイルケアを施し喜んでもらえたことがきっかけで、ネイルの魅力にひかれ、ネイリストの道へ。
スクール卒業後、ネイルサロンに5年ほど勤務され、出産・育児なども経て、現在はご自宅でサロンを運営されています。
Key-nailというサロン名の由来には「Key鍵」=「ネイル」をきっかけにさまざまな扉をあけていってほしいという想いが込められているとのこと。
その由来の通り、野原さん自身がネイルを通して、さまざまな活動に奮闘されています。
ネイルはサロンでなくてもできる
自身の経験を活かし、妊婦さんの足爪のケアや小さなお子様のいらっしゃるお客様へ出張ネイルをされたり、近隣のTSUTAYAと連携し、気軽にジェルネイルを体験してもらえるようなイベントも開催。
凝ったデザインではなく「シンプルにキレイに」をモットーに、女性のライフステージの変化に寄り添えるネイリストであることを大切にされています。
お客様がネイルをする前とした後の気持ちや表情の変化を感じられることが野原さんの一番のやりがいになっているとのこと。
ネイルを子育て支援に
最近では、ネイルの施術だけでなく、自治体の子育て支援事業の認定に向けても活動されています。
しかし、ネイルが子育てにどういったメリットがあるのか、お母さんのリフレッシュなのではと、なかなか受け入れてもらうことが難しい現状だといいます。
子育て中のリフレッシュっていけないことなのか、育児における心理的サポートも必要な世の中なのではと、これまでの固定概念を覆すべく、しっかりと声を上げて伝えていきたいという想いと強い意志が感じられました。
“コミュニティネイルサロン”への展望
そんな野原さんは今後サロンを一つのコミュニティの場にしていきたいとのこと。
「ネイルサロン=1対1でなくてもよい。日々子育てに奮闘されている方をはじめ、いろいろな方が集いたくなる場所にして、それぞれが自身の得意・知識や経験をアウトプットしたりインプットしたり、いいものをシェアしながら交流を図れる、そんな人と人とがつながる”コミュニティネイルサロン”を目指したい。そこで、知識や勇気・活力をもらって、何かを始める”きっかけ”を見つけられる人が1人でも多く出てくれたらうれしい。」と話してくださいました。
”ネイル”はただ指先をキレイにするだけではなく、気持ちや表情まで変えてしまう、本当に不思議なものです。
子育てに追われて・・・育児に疲れて・・・という人ほど、心の拠り所として立ち寄っていただきたい。まずは自分を大切にしようと感じてもらえる、そんなサロン・空間にしていきたいなと思っています。
編集部から
ネイルを通していろいろな扉を開けてほしいという想いを自らが体現されている野原さんはとてもキラキラ輝いていました。野原さんのやりたいこと、想いがいっぱい詰まったコミュニティネイルサロンは、きっと笑顔の絶えない素敵な空間になるだろうと思いました。ネイルサロンはきれいにする場所ではなく、心の拠り所であることをさらに多くの方に知っていただきたいですね。
【店舗詳細】
・店名:Key-nail
Access
富士見ヶ丘駅北口より徒歩4分
〒168-0082
東京都杉並区久我山5-25-3
JD PARIS Bis
(ジーデーパリビス)
路面店
店内スペース一角になります。
(※9月〜リニューアルオープン予定)
ネイル受付時間
月曜 10:30〜14:00
(最終受付13:30)
木・金曜 10:30〜16:00
(最終受付15:30)