爪・ネイル 家政婦の爪事情

こんにちは!

私は大阪市在住の元ネイリスト30代女性です。

正直私は子どものころから爪への関心はあまりなく学生時代時代はスポーツばかりで高校卒業後はパン屋に就職しました。

 

ネイリストになったきっかけ

そんな私が美容に興味を持ち始めたのは配属されたパン屋が入店している百貨店の美容部員さんたちを見てなんて綺麗なのだろうと、その美容部員さんたちがいるお店に化粧道具を買いに行ったり、化粧を真似し始めたりしたのがきっかけでした。

初めは自分にするだけで満足していたのですが、誰かにしてあげたいという気持ちになり、勉強をしようとパン屋を退職しスクールに通い始め化粧やネイル、ヘアメイクと色々な授業を受け、細かな作業が好きで一番ネイルが向いていることに気づきネイルの道に進みました。

その頃から友達にジェルネイルをする機会が増え、いろんな人の爪事情を聞いてきましたが今回は妹の話をしようと思います。

 

妹は家政婦

妹は昔から深爪で、ネイルベットと言われる爪のピンク色の部分が短く、それがコンプレックスでした。

学生時代から部活動でスポーツをし、卒業後すぐに結婚をして日々子育てに追われ自分の爪のことに時間を費やしている暇がなく今まで放置状態でした。

それからしばらくして子どもも小学生になり時間ができたので家政婦のアルバイトを始めました。

アルバイト中は手袋をしているのですが、しっかり掃除をしようとすると指先に力を入れることが多かったり、無意識に指先の扱いが荒くなったりしているのでどうしても爪が割れることが増えたと相談がありました。

実際に手を見たときに乾燥が激しく、乾燥が原因で割れているのでは?と思ったのでネイルオイルをおすすめしてみました。

後日あらためて状態を見ると爪周りや爪自体の状態も落ち着いていて、そのことがきっかけで爪への意識が変わり「ジェルネイルしてみようかな」と私に言ってきたのです。

そこから毎月私の家にネイルをしに来ては爪が伸びていくことがうれしかったり、デザインを選ぶのが楽しかったりと楽しみの一つにしてくれています。

また、ジェルをすることで補強になり爪が割れることもなく深爪の悩みもなくなったようです。たまに子どもも一緒に来ることがあるのですが、ネイル道具に興味を持ち、夏休みには自分もしたいと言っていたり、道具で遊んでみたりと同じようにその時間を楽しんでくれています。

 

周りの人を幸せにできるネイル

若くして子どもを持ったので、自分に時間もお金も使ってこなかった妹が、少しでも自分のために時間を作り、楽しんでいる様子を見て私もうれしく思いました。

同時に子どもたちもうれしそうにする母親を見て自然と笑顔になれていると感じ、私自身も周りの人を幸せにできるネイルに携わっていてよかったと思いました。

もうネイリストではないですが、ネイルをすることにより楽しく日々のモチベーションにつながることをこれからも周りに伝えていこうと思います。

 

 

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