日本初!ネイルに関する研究集会!
こんにちは。
日本保健福祉ネイリスト協会(JHWN) 理事 兼福祉ネイル認定ネイルスクール千葉浦安校代表の東條です。
前回は
「福祉ネイリストって何?」
「福祉ネイリストという働き方」
についてお伝えさせていただきましたが、今日は当協会が年に1回行っている
研究集会のお話です。
研究集会とは
ネイルと研究集会(もしくは学会)ってなんだかイメージつきづらい方も多いかもしれませんが
日本保健福祉ネイリスト協会では、2019年からネイルに関する日本で初めての研究集会を開催しています。
たとえばネイルをすることで気持ちが明るくまわりの方と接するのが楽しくなる、
というのはネイルをしたことのある方ならみなさん想像がつくと思いますが、
高齢者の方に定期的にネイルをすることによって
運動機能が向上したり、認知症の予防・改善につながったり、
脳性まひで指先が動かしづらかった方がネイルのお手入れをしたら
なぜか細かいものが拾えた!など、
ネイルには私たちの想像もつかないような効果が見られることがあります。
研究集会では、全国で活動する福祉ネイリストたちが
日頃福祉ネイルを提供する中で感じている利用者様の変化やネイルの効果を
データに基づいた検証結果として発表しています。
第1回目は2019年10月14日に大阪府にある岸和田市立浪切ホールで行われ、
第2回目は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催となりましたが
2021年3月28日に行われました。
第3回目となる今回もオンライン開催が決まり
全国どこからでも、どなたでもご参加いただけます。
抄録とは?
抄録とは学会発表や学術論文を発表する際に
「発表する研究内容を短くまとめたもの」
「発表や論文の重要な部分を書き抜いた要約」
つまり発表や論文の内容のまとめのようなものです。
- どうしてこういう研究をしようと思ったのか
- どのような方法で検証したのか
- 具体的な数値でどのような結果が出たのか
- それについての考察
などその方の研究内容がぎゅっと詰まっています。
演題発表者は現役で活躍している福祉ネイリスト。
なのでもともとはネイリストだったり、主婦だったり、
福祉施設で働いている方だったりと多様ですが、
研究発表するにあたり当協会学術顧問 吉備国際大学の佐藤三矢准教授のアドバイスをもとに
資料をまとめ発表しています。
このまとめが1冊にまとまったものが「抄録集」なんです。
はこちらからご覧いただけます。
第3回は3月19日(土)開催!
なんだか難しそう、と思った方も大丈夫です。
当日は佐藤三矢先生の解説も交えどなたにでもわかりやすいように、お伝えします。
「福祉ネイリスト」という活動に興味がある方はもちろん、
今日初めて知ったというネイリストさんや、
ご家族を介護している方、
ご家族に認知症の方や障がい者の方がいる方などどなたでも参加(視聴)できます。
福祉ネイリストになりたい方は…
研究集会をみて福祉ネイリストの資格がほしい!
と思っていただけた方はぜひお近くの 福祉ネイル認定スクールに問い合わせてみてください。
ネイリストさんはもちろん、ネイル初心者の方でも
福祉ネイリストを目指していただけます。
たくさんの方にこの活動のよさを知っていただけたらうれしいです。
一般社団法人日本保健福祉ネイリスト協会 理事
千葉浦安校代表 東條彩乃