お悩み相談 子どもの爪の形は丸と四角どちらが正解??

子どもの爪の形について

子どもの爪のお手入れをする時に

・どこまで切ったらいいのか
・形は丸くするのか四角にするのか

で悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


まず一つ、知っておいていただきたいことは
「爪は毎日伸びている」
ということです。

爪は毎日、約0.1ミリ程度伸びています。
1ヶ月で約3ミリほど伸びます。

個人差はありますが、子どもの爪の伸びるスピードのほうが
大人よりも早いとされています。


新生児である生まれてからしばらくは
5日に1度程度

乳幼児で
5日から1週間に1度程度

幼児で
1週間に1度程度

毎回必ず切ったりする必要はありませんが
指先の状態なども含めて
爪のお手入れの確認をするといいでしょう。

爪の形は丸でも四角でも構いません。
どの形でも、子どもの間は指先を頻繁に、
無意識で好きなように使うので
危なくなければいいのです。

丸であれば、両端を切り込みすぎないように注意しましょう。

四角であれば、両端の角を残さないようにしてください。
子どもの爪は非常に薄いため
角を残したままにしてしまうと、
その角で自分の顔を引っ掻いてしまったり、
幼い時期だと保育園や幼稚園などでお友達に傷を作ってしまったりする可能性があります。


長さについても同様です。
その子自身が、私生活で指先が使いやすい(過ごしやすい)長さに整えてください。

よく、爪の長さは「指先より少し長く」
と見かけるかと思いますが
必ずしもそうではありません。

大人、子どもに関わらず
私生活をはじめ職業などによっても
使いやすい長さなどはバラバラです。

実際、爪には「指先を守る」という役目があります。

爪の下にある血管や神経ともう一つ
指の先端を守るという役目も果たしています。

指先よりも短すぎる場合、ものをつかんだ際などに指の先端が頻繁に触れるため肌荒れの原因にもなり得ます。


けれど、子どもの場合は大人と違って指先に気を使いながら生活をするのはなかなか難しいものです。

とくに学校生活では難しい場面が多いでしょう。

あまりにも指先よりも短くすることを除いては、
その子が使いやすい爪の長さをキープして
まめにお手入れすることをおすすめします。


爪の切り方についても、
「爪切りを使ってはいけない」と聞いたことがある方も多いかもしれませんが、

決して爪切りを使ってはダメ
という意味ではなく、

爪切りだけで仕上げるのではなく、
仕上げに爪やすり(ネイルファイル)なども用いて仕上げましょう
というものです。

1.爪切りで長さや形をある程度整える
2.爪やすりでなめらかに整える(角や引っかかる部分など)

の順に使っていただくといいと思います。


赤ちゃんの頃だと、
ハサミ型の爪切りで先端が丸くなった安全に使用できるものも売られていますし、

少し大きくなったら、
爪もしっかりしてきますので(大人のような爪になるのはまだ先です)同じ爪切りを使うのもいいでしょう。

どちらにせよ、使いやすいものを選んで使うのが一番です。


一度、これを機にお子さんの爪の状態が
私生活に合っているか確認してみてください。

 (社)日本ママの手協会

https://www.mamanoteassociation.com/

                    米本織江

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