ビューティー マニキュアが長持ち!秘訣は「ベースコート」と「トップコート」

セルフネイルをしている方には「塗ったのに、マニキュアがすぐに取れてしまう」という経験をしている人もいらっしゃるのではないでしょうか。実は施術をスキップしてしまいがちな「ベースコート」と「トップコート」に長持ちする秘訣があるんです。より長くマニキュアを楽しむために、その役割や選び方のポイントをご紹介します。

 

「ベースコート」とは?

1.ベースコートの役割

 面倒だからとカラーマニキュアを直接塗るところからスタートしている方もいらっしゃると思いますが、美しい爪を長く持続させるためには、まずベースコートを塗るのが鉄則。その役割について理解しましょう。

✔ 爪の保護

✔ マニキュアの定着をよくする

✔ 爪表面をなだらかにして、マニキュアをきれいに仕上げる

基本的には、メイクの際にファンデーションの前に塗る化粧下地と同じだと考えてください。ネイルの持続性を保ってくれるだけでなく、カラーマニキュアを直接爪に塗ることによる色素沈着するのを防いだり、最終の仕上がりをより美しくしてくれるので、マニキュアの施術には欠かせません。速乾タイプの商品を使えば、余分な時間もかかりません。

 

2.爪の状態にあわせたベースコートを選ぶ

まずご自身の爪のタイプについて、以下のどのタイプに当てはまるでしょうか。

①トラブルなし

②硬くてもろい

 特徴:水分が少なくペリッとはがれる二枚爪になる。パキパキ爪が折れてしまう

③薄くてやわらかい

 特徴:水分がありピーっとむけるように二枚爪になる。むけるように折れる

「①トラブルなし」の方は、基本的にどのタイプのベースコートでも問題ありません。「②硬くてもろい」方は、トリートメント成分が配合されているベースコートを選ぶようにしましょう。「③薄くてやわらかい」方は、柔軟性のあるベースコートがおすすめです。硬く仕上がるタイプのベースコートは避けたほうがよいでしょう。※このような症状がみられる場合、皮膚科の受診を検討してください。

 

ちなみに、爪の状態を左右するのは、爪内部の水分量と言われています。肌の乾燥が気になる季節には、保湿クリームを爪先や指周りまで塗るようにしましょう。そのひと手間が爪を乾燥から守ってくれます。

 

3.ベースコートの塗り方のコツ

エッジ(爪の先端)までしっかりと覆うことが重要です。ベースコートを塗った部分にしかカラーがのらないので、爪の際まで塗ることを意識しましょう。また、ハケ圧をかけ、厚みをあまり出さないように気をつけてください。

 

 

「トップコート」とは?

1.トップコートの役割

仕上がりをきれいに見せるだけでなく、マニキュア自体をカバーしてくれる役割があります。トップコートがない状態だと、カラーが剥げてしまったり、色のもとになる顔料が身の回りのものに擦れてついてしまったりする恐れもあります。

また、少しツヤが落ちたなと感じたときにも役立つのがトップコートです。塗り重ねることでツヤも強度もアップしマニキュアを長持ちさせてくれます。

 

2.爪の状態にあわせたトップコートの選び方

ベースコートで分類した自分の爪のタイプに合わせてみてみましょう。

「①トラブルなし」の方は、基本的にどのタイプのトップコートでも問題ありません。「②硬くてもろい」方は、硬さが出にくいトップコートで、厚みが多少出るものでも問題ありません。「③薄くてやわらかい」方は硬さが出にくいトップコートがおすすめです。厚みは出ないもののほうがよいでしょう。

 

3.トップコートの塗り方のコツ

時間に余裕があれば、マニキュア表面が乾いてから塗る方がトップコートを塗布したときに表面が溶けづらくおすすめです。筆圧をかけず(筆を押し付けず)にやさしく塗ることがポイントです。

とくに「②硬くてもろい」ネイルタイプの方は、マニキュアを二度塗りした後にトップコートは厚みが出ても大丈夫なのでフワッと軽いタッチでのせましょう。「③薄くてやわらかい」方は、厚みを出さないことがポイントになります。マニキュアは一度塗りか薄めの二度塗りをし、トップコートも塗布量を少なく薄塗りにしましょう。

 

✔︎仕上げ

ベースコートと同じく、エッジ(爪の先端)までしっかりと覆うことが大切です。トップコートはマニキュアをしっかり覆えていないと乾いたときに段差ができてしまうので、しっかり全体を覆うようにしてください。爪タイプが「①トラブルなし」の方はこの工程をしっかり行いましょう。

 

 

まとめ

さまざまな特徴のあるベースコート、トップコート、マニキュアが発売されています。ご自身の爪のタイプに合ったものを選ぶことで、ぜひ今までよりも楽しいネイルライフを送ってくださいね!

 

 

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