みなさん、ネイルケアはしていますか。ネイルケアとは、爪を含む指先のお手入れのことをいいます。日常生活で人目につきやすい指先は、しっかりとお手入れしておきたい部位といえるでしょう。
ネイルケアは、ファッションの目的以外にも重要とされています。
とくに仕事上、子どもと接する人や食品を扱う人、接客の機会が多い人などは、爪を衛生的に管理することは非常に大切です。
今回は、指先をお手入れするメリットと、自宅でできるネイルケアの方法についてご紹介します。
メリット1:好印象を持たれやすい
爪のお手入れをきちんとしている人は「細やかなところにまで気が使える清潔な人」といった印象が持たれやすくなります。
手は食品やお店の商品など、さまざまなものに触れます。食事に行った先で、店員さんの爪が伸びていたり、汚れていたりすると印象が悪いですよね。
ケアされた爪は、お客様に安心感を与えます。
メリット2:衛生的
どんなに手を洗っていても、爪が汚れていれば不衛生な印象を与えます。実際にお手入れがされていない爪にの間には汚れがたまり、雑菌が繁殖してしまいます。爪にひそむ雑菌は食中毒を引き起こす危険もあります。
幼稚園や保育園などの子どもと触れ合う施設や、病院や介護施設などでは、安全面も重視されます。長い爪で人にケガをさせないように、常に爪のお手入れをしておきましょう。
メリット3:強くきれいな爪を育てられる
ネイルケアをすることは、これから生えてくる爪のケアにもなります。
爪の根本には甘皮と、さらにその下にある「ルースキューティクル」とよばれる薄い皮があります。これらをお手入れすることで、キューティクルオイル(爪専用のオイル)の浸透が良くなり、これから生えてくる爪にしっかりと栄養を届けられます。
同時に爪の乾燥も防げるため、二枚爪の予防にも効果的です。
基本のネイルケアとは
ネイルケアは自宅でも簡単にできます。以下の手順にそって定期的なケアを施しましょう。
【ネイルケアの手順】
1.甘皮を取り除く
お湯の中で指先の皮膚をふやかしてから、ガーゼを用いて優しくマッサージしましょう。すると柔らかくなった甘皮が浮いてきます。その後、浮いた甘皮はニッパーを使用して丁寧に切り取ります。
甘皮を無理に引っ張ってしまうと、ささくれの原因になりますので注意しましょう。
2.爪の形を整える
ファイルとよばれる爪やすりで形を整えましょう。ファイルを使うことで、爪に強い力が加わることを防げます。
3.キューティクルオイルを塗る
仕上げに、爪にキューティクルオイルを塗ります。爪に栄養を届け、乾燥を防止してくれます。
まとめ
ネイルケアをすることは、衛生面や安全面に気を使うことにつながります。爪の汚れによって食中毒を引き起こさないよう、手洗いに加えて、指先のお手入れにも気をつけることが重要です。
ネイルケアには、キューティクルオイルを浸透させやすくし、これから生えてくる爪をケアする効果もあります。またルースキューティクルのお手入れは、ささくれ予防にもつながります。
ネイルケアの習慣を身につけ、印象のよい清潔で安全な爪を手に入れましょう。