セルフでマニキュアを塗っていたとき、「どうやったらきれいに塗れるんだろう?」と思っていました。
ネイルの勉強をして、そこで大切なことに気づきました。それは「ケア」です。
「ケア」とは、爪の形を整え、甘皮を処理することです。マニキュアを塗る前に、しっかりケアを行うことで、仕上がりがぐっとキレイになります。セルフネイルをする際は、下記のアイテムを準備しておくと便利です。最近では100円ショップやネットで手に入るので、ぜひチェックしてみてください。
〈準備するもの〉
- ネイルプッシャー
- ネイルニッパー(甘皮やささくれを取る)
- ネイルファイル(爪の長さや形を整える)
- コットンやガーゼ
- 綿棒(はみ出したマニキュアを取る)
- リムーバー
- ベースコート
- カラーマニキュア
- トップコート
〈ケアの手順〉
- ネイルプッシャーを使って、各指の甘皮をやさしく押し上げます。力を入れず、ゆっくり行いましょう。
- ネイルファイルで爪の長さや形を整えます。ファイルは同じ方向に向かって削るのがポイントです。
- コットンやガーゼを水で濡らし、押し上げた甘皮をやさしく拭き取ります。
- ネイルニッパーを使って、甘皮やささくれの気になる部分を切り取ります。深く切り過ぎないように注意してください。
- 再度、濡れたコットンやガーゼで爪全体をきれいに拭き取ります。
〈マニキュアの塗り方〉
- ベースコートを塗ります。
※爪にはみ出さないように注意しましょう。もしはみ出してしまったら、綿棒などで拭き取ります。
※ベースコートがきれいに塗れていないと、カラーやトップコートに影響が出てしまうので、きっちり塗るようにしましょう。 - カラーを塗ります。
1回目はベースコートに沿ってカラーを塗りましょう。もしはみ出してしまったら、綿棒などで拭き取ります。
2回目も同様に塗ります。 - カラーが乾いたら、最後にトップコートを塗ります。
〈キレイに仕上げるコツ〉
- ベースコートは、カラーの色素沈着を防ぎ、カラーが塗りやすくなるため、必ず塗るようにしましょう。
- マニキュアは皮膚につかないように、爪の端までしっかり塗りましょう。
- マニキュアのブラシをボトルネック部分で扇形に広げて塗ると、塗りやすくなります。また、そのときのマニキュアの量を調節することも大切です。
- 塗るときは、爪の根元から先端に向かって塗っていきます。中央→両端の順番で塗ると、きれいに仕上がりやすいです。
- マニキュアの持ちをよくするために、ベースコート、カラー、トップコートを塗った後は、爪の先端までしっかり塗りましょう。
- マニキュアが乾くまで、約30〜60分程度かかります。完全に乾くには1日かかることもあります。少しでも早く乾かすためには、速乾性のものを使ったり、薄く塗ったりするのも一つの方法です。
「ケア」がとても大切だとお伝えしましたが、実際にきれいに仕上げるためのコツはたくさんあります。最初は手間に感じるかもしれませんが、ケアをしっかり行ったうえでマニキュアを塗ると、その効果が実感できるはずです。
必要なアイテムを準備し、何度も試してみることで、コツが徐々にわかってくると思います。
手元がきれいだと、気分もアップしますし、周りにも整った印象を与えることができます。ぜひ、自分にぴったりのネイルを楽しんでみてください。