爪・ネイル 介護美容研究所 × TAT ネイルチップコンテストの裏側

【主催者:介護美容研究所大阪校 政田より】

「チップコンテストを企画した理由は?」
以前から、介護美容研究所の授業で学んだ技術を表現する機会を作りたいと考えていました。普段からご高齢の方にネイルをして喜んでいただいていますが、客観的に評価される場でチャレンジをして、刺激や自信に繋げてほしいと思い、企画しました。

「開催するにあたって」
コンテストのアナウンスをした際には、「私なんか…」「時間もないし…」と消極的な場面もありました。講師から「やらない理由をつけるよりも、まず取り組んでみてから。チャレンジすることに意味がある。」という話を聞き、奮い立った受講生が多く、受講生との絆を感じられました。

「開催して良かったことは?」
『ご高齢の方が好む冬のデザインネイル』というテーマに沿った個性が光る作品が多く、ご高齢の方に対する想いや、普段とは違う姿勢でコンテストに取り組む受講生の熱意を感じることが出来ました。
今回参加した受講生のインスタグラムを見て、他の受講生もコンテストに出たい!と興味を持ってくれているので、今後も開催したいと思っています。

 

【銀賞受賞の井上まゆかさん】

「参加するにあたって」
今まで独学でネイルを学んできて、資格を持っていませんでした。これまで頑張ってきた自分の力を試したいという想いがあり、今回、参加させていただきました。コロナ禍で様々な活動が制限される中、コンテストを開いてくださった事にとても感謝しています。

「このデザインを選んだ理由は」
介護美容研究所を通じて利用者様と触れ合う時間をたくさん頂き、私達が寄り添う事で、多くの笑顔にも出会うことが出来ました。そういった経験の中から特に感じたことは、ご年配の方々の記憶には“家族と過ごした時間”が大きく関係しているということでした。そこで「家族団欒」というコンセプトを考え、私自身の中に楽しい記憶として強く残る、お正月の家族団欒の光景を描こうと思い、今回のデザインを制作しました。

「受賞して一言」
まずは自分の努力が報われたことが嬉しかったです。
「資格がないから。経験がないから。」というのは言い訳にしかすぎなくて、「まずはやってみる。練習を重ねる。」という思いで、努力をしてきました。
今回、賞を頂けたことで、長年大好きなネイルを独学で根気強く続けてきた自分を認めてもらえた気がしました。これからも自分の直感や感性も大事にしながら、努力し続けたいと思っています。

「今後の活動に向けて」
フリーランスとして活動し、ネイル業界で名前が通るまで成長したい。と考えています。ご年配の方に限らず、たくさんの方へネイルをしているので、Instagramを覗いてみてください!

 

 

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